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2022.01.13

なぜ、あの人のバッグはいつも綺麗なのか?【バッグのコーティングについて説明します】

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皆さん、バッグのコーティングって気にしたことありますか?
一般的に認知されているのは、傷や汚れからバッグを守るために施す加工、かと思います。
一口にコーティングといってもいくつか種類があるので、それぞれ解説していきます。

contents

1.バッグのコーティングとは?

2.PVCコーティング

3.PUコーティング

4.ガラスコーティング

1.バッグのコーティングとは?

バッグにおけるコーティングとは、表側の生地を傷や汚れから守るために行うものですが、コーティングで使用する材料にはいくつか種類があります。代表的なものを紹介します。

2.PVCコーティング

PVCとはポリ塩化ビニル樹脂のことです。柔軟性に富み、加工しやすく、経年劣化しにくい素材です。実は、キャンバス地を丈夫にするため最初にPVC加工を行ったのがあの有名ブランドGUCCIと言われています。それ以降、LOUISVUITTONを始めとしたハイブランドでもPVC加工が多く使われるようになりました。現在ではPVCを素材として使用しているバッグはハイブランド以外にも多岐にわたり使われております。

PVCコーティングの長所

  • 対候性・耐薬品性・耐酸性・耐水性・難燃性に優れている。
  • 水・汚れ・傷に強い。

PVCコーティングの短所

  • 低温や高温に弱い。マイナス20℃以下になるともろく崩れやすくなり60℃~85℃で劣化する。
  • 熱に弱い為、コーティング面へのアイロンがけはNG。
  • 厚みがあるので、どうしても重さが増してしまう。

3.PUコーティング

PUとはポリウレタンのことで、ナイロン生地バッグへの加工で使われることが多いです。その主な目的は、撥水性を高めること、軽量化や製造過程での生地のほつれを防ぐことです。主にアウトドア系の商品に加工されることが多い印象です。

PUコーティングの長所

  • 防水性、軽量、生地の扱いやすさ。

PUコーティングの短所

  • 加水分解による経年劣化。
  • 水とコーティング材料が化学反応を起こし、コーティング材が剥がれる。
  • 異臭があり、粘着質に変化するため、触れるとベタベタする。(一般的には3~5年で経年劣化を起こすと言われています。)

4.ガラスコーティング

車のコーティングなどにも使用されるため、耳にしたことがある方が多いと思います。特殊な液体ガラスをバックに施し、硬化させ、素材の組織をガラス化します。主にレザー製品(バッグや革靴)への加工が多く、完成した状態に加工することがほとんどです。愛着のあるアイテムを長持ちさせたい方がよく使用します。

ガラスコーティングの長所

  • 圧倒的に傷に強い。硬度のレベル次第では鋭利なものでも傷つかない。
  • 防水性が高い。
  • 光沢感、高級感、清潔感がアップする。
  • 変色しづらい。

ガラスコーティングの短所

  • 施工コスト(時間、費用)がかかる。
  • 水とコーティング材料が化学反応を起こし、コーティング材が剥がれる。
  • バッグ購入時には施工されていないため、バッグの持ち主が自ら業者さんに連絡し、自己負担で加工する。

まとめ

今回はバッグのコーティングについてご紹介しました。
私たちdelamargeでは、キャンバス(帆布)にポリカーボネートコーティングを施すことで耐久性、撥水性などをさらに高めたバッグをECサイトにて販売しております。
ラインアップはバックパック、トートバッグ、ビリーフケースの3アイテム。
キャンバス(帆布)にポリカーボネートコーティングを加工したバッグは、日本ではここでしか購入できないので、この機会にご検討頂けたら幸いです。

▼ブランドコンセプトページ
https://delamarge.com/story/
▼公式通販サイト『delamarge store』
https://delamarge.shop-pro.jp/

最後まで読んで頂きありがとうございました。